当塾卒業生の合格体験記を、ほんの一部ですが公開いたします。
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●2010年度

■O.Eさん(木更津高校出身)
(早稲田大学商学部、上智大学商学部、中央大学経済学部 合格)

思えば、受験は長かったようで、あっという間に終わってしまったような感じがします。私がこの受験で経験したことから自信をもって言えることは、「受験は本当に何が起こるかわからない。故に、どんなに途中で失敗してしまっても最後まで諦めずに、自分の渡りかけている橋を渡りきらねばならない。」ということです。
  私の受験初戦は横浜国立大学の公募制推薦でした。受験するにあたり、かなり時間をかけ、万全の準備をしたのにもかかわらず、結果は不合格で、自分でもまさか落ちるとは思っていなかったので、12月18日の合格発表の日からセンター試験までの日々を、自分がロスしてしまった時間を悔やみ、そして疑問と憤りを感じながら過ごすこととなりました。その失敗に引き続き、センター試験当日、得意科目の英語のマークが、試験終了1分前に一個ずつずれていることに気づき…それにくわえ、国語の試験中予想外の古典の難易度に焦って緊張し、史上最低点をたたきだし…(笑)結果、ぼろぼろの状態でセンター試験の得点は今までに見たこともないものとなってしまいました。
  センター利用の5つの併願大は全滅。滑り止めのない想定外の状態となってしまいました。センタ―利用は、直接試験会場に行かずとも一つの試験で合否が決定し、かなりオイシイですが、センタ―で私のように失敗してしまうと、不合格パレードになってしまうので、そのあたりのリスクの認識は重要だと思います。
   結局私は、一次試験を7校受験し、簡単に言ってしまえば、どの大学も合格という安心感のないまま受験することとなり、本当に崖っぷちの状態で、日々緊張感と戦い、そのなかモチベーションを保つのに本当に苦労しました。特に、早稲田の受験は慶應の受験が3日続いた後の4日目だったので、最後まで体力の続くよう体調管理と前向きな気持ちを保つことには努力をしました。慶應に3つ落ちた時にはあまりのショックで過呼吸になりましたが、3月1日、最後の合格発表であった早稲田の合格発表を聞いた時には胸がいっぱいになり、今まで辛かったこと、我慢してきたことなどが全て報われたような感じがして、気づいたら泣いていました。ざっと私の受験はこんなかんじです。途中予想もしていなかった失敗を数多く経験し、受験の恐ろしさを再認識し、また少し打たれ強くもなったかな♪なんて思っています。
    受験をするにあたり、重要だと思っていることが3つあります。まず、悩みは自分ひとりで抱え込まず、友達、先生、家族に相談すること。受験は団体戦とよく耳にしますが、この言葉は本当だと私は信じています。苦しい思いをしているのは自分だけではありません。その苦しさを分かち合える人々が近くにいるのならば、迷わず相談してみるべきです。私自身も友人と日々苦しさや悩みを語り合うことにより、自分の中の考えを整理することができましたし、また先生、両親と話すことによって、自分のビジョンを明確にすることもできたと感じています。18歳という年齢で自分の人生に大きく関わる選択をするのは非常に難しいことで、迷い、悩み、葛藤…本当に多くの壁にぶつかると思います。そんな時、抱えている重荷を少しでも軽くするためにも相談は重要だと思います。
    次に、自分に合った参考書をみつけることが何よりも重要です。多くの人が使用している参考書が必ずしも自分のスタイルに合うとは限りません。私はその点で、自分に合った参考書探しのためにずいぶんとお金を使ってしまいました。ですが、その分自分が満足のいく参考書が見つかったと私は確信しています。そして自分の選び抜いた参考書をボロボロになるくらい繰り返すことが合格への近道だとも思います。単語集も、文法書も、問題集もこれでもか!というくらい繰り返すこと。これは簡単なように聞こえますが、案外難しいです。ですが、この嫌になるくらい地道な作業が重要なのだと思います。学問に王道はありません。予備校の魅力ある宣伝、数多くの参考書など…、多くの誘惑がありますが、それに惑わされず自分の道を歩んでいくことが重要だと思います。
    3つめは受験校を決定するにあたって、多少高望みであっても自分の本当に行きたい学校を選択すべきだということです。これからいくらでも伸び幅があるのに、偏差値で自分の可能性を潰してしまうのはナンセンスだと思います。私は模試の判定でA判定しか出たことのなかった大学に2校落ちましたし、逆にC判定以上が出たことのなかった大学に受かりました。模試の偏差値や判定はあくまで参考程度に考え(私は無視してもいいと思っています)、その先を見据えることが重要だと考えます。そして志望校合格に向かって強気で攻めていくことが重要だと思います。模試の結果の過去の自分に捕らわれるよりも、一日一日、今この一瞬をどれだけ精一杯過ごすかが重要だと思います。
    最後に、これから受験を迎える新3年生の皆さん。受験は決して楽ではありません。むしろ想像しているよりもシビアな世界であると思います。だからこそやり遂げた時の達成感、喜びは今までに感じたことのないものになるでしょう。努力は裏切りません。応援しています。

■T.Hくん(木更津高校出身)
(慶應大学理工学部、上智大学理工学部、明治大学理工学部、東京理科大学理工学部 合格)

僕が南に入ったのは、1年の冬、2月でした。その頃の僕、というかその後もですが部活に明け暮れる毎日でした。入った理由というのが、同じ部活のS藤さんがすでにこの塾に入っていて、この塾のおかげで英語の偏差値がすごい上がったよー、と珍しくベタ褒めするので、一応体験してみることにしたのでした。見学して最初にびっくりしたことは数学の授業をしていたのが塾長、南宣孝だったということ。この授業には本当にびっくりで、何がすごいと言われても全てすごいと言う以外考えられないです。とまあ、見学初日にして入塾を決めたわけです。
    時は流れ2年の3学期。そろそろ勉強を始めないとマズイんじゃないかなあと思っていたら案の定、成績も下がり始めたので、さすがの僕も重い腰が上がり、とりあえず数学と英語を勉強し始めました。理科はノータッチです。数学は代ゼミの「100人力」を、英語は「ネクステ」「文法虎の巻」をやりました。単語帳は「ターゲット1900」をやっていましたが、これは2年生の間中ずっと 続けていたのでこの時点で1500位までは7割方分かっていたので、あとはペースを崩さず毎日電車の中で揺られながら全部覚えるだけでした。今思えばこの時点でこれ位できていたのが後々楽になったのだろうと思います。ちなみに理系は、この一冊で充分だと思います。「単語王」なんかもやっておくとかなり楽かもしれません。
    さあさあいよいよ運命の3年生。このスタートがすごく大事だと思ったので、部活が終わってからの7時から10時までは毎日勉強をしようと決めました。3時間は短いかもしれませんが、みっちり集中してやれば、かなり効果があります。この一学期は木高祭もかぶって本当に大変でした。けれど、その分やる気がみなぎって、今まで以上に集中できた気がします。木高祭が終わってからはいよいよ勉強一本。この切り替えが早い方が受験に勝つ!と勝手に思い、木高祭あけの4連休はとりあえず勉強クセをつけようと、一日10時間勉強しようと決めましたが、結局達成したのは1日だけでした。その他は、8、9時間に留まってしまって時間の使い方の難しさが分かった気がしました。この頃の勉強方法は、数学は「チェック&リピート」+塾のテキスト、英語は「ネクステ」+塾のテキスト、物理は「良問の風」+塾のテキスト、化学は「セミナー化学」+塾のテキスト。どの教科も授業の復習は必ずしていました。塾のテキストはそこらへんに売っているどの参考書よりも、効率よく合格に導くよう出来ています。この勉強方法は簡単です。次の授業までに授業で出てきた問題を完璧にすればいいのです。
頭が良くならない〜を嘆いている人は、これをしないから出来ないんだと思います。僕がこの大切さに本当に気づいたのは、2学期の終わり頃でした。もっと早く気づけばきっともっと出来るようになっていたはずだと思います。
    さあ、夏休みです。受験の天王山です。この期間にやる事をやれるのが合否に大きく関わるはずです。この時期は数:英:物:化=5:4:1:1位の割合でした。というのも、毎日ある授業の復習、参考書の一日の量をこなしたら自然とこうなっていました。使っていた参考書は一学期と同じです。
  最後に二学期以降。ここからは川の流れのように早く時間が過ぎていきます。ふと気づくとクリスマス彼女いないというか授業だよ(泣)、ということになります(笑)。二学期からは、数学 「やさ理(やさしい理系数学)」、英語は変わらず、物理「為近の新演習」、化学「化学T・Uの新演習」をやりました。勿論、塾のテキストは必須です。あとはこれを入試までに完全に仕上げるのが仕事です。これらは実践向けの問題集なので、基礎が出来てないと太刀打ちできません。だから夏休みが終わるまでに使う参考書、テキストを5周も10周でもやって基礎をねっちりやりましょう。
    実際僕は、先生に言われたことしかしなかったのですが、本当に早慶とか受かるのかと思っていたら本当に受かってしまいました。しかも、理科大や上智の問題なんか、ナニコレバカニシテンノ!?位の感じでした。早慶国立でも英語は一度もコケませんでした。ここまでこれたのも、本当に尊敬する先生方のおかげだと思います。国立に落ちてしまったのは不本意ですが、本当に感謝しています。さあ、これを見ているそこの君!今すぐ勉強を始めましょう!!!

■R.Sさん(木更津高校出身)
(早稲田大学社会学部、明治大学情報コミュニケーション学部 他合格)

私は、私立文系社会受験の立場から、3年間の学習を振り返っていきます。
  1年生春に南に入りました。部活をやっていたので、勉強は定期テストと南の授業だけでした。この生活は2年生の秋まで続きました。2年生の秋に、夏前に受けた進研模試の結果がひどすぎて初めて焦りを感じ、やっと英単語をきちんとやり始めました。学校の授業は数学など入試に関係ないであろうものはすべて内職しました。2年生の秋から3年生の春まではずっと英単語・文法・南の長文の復習のみやっていました。その結果、模試の偏差値が10伸びました!びっくりです。3年生になると周りも勉強を始めるので、なるべく早く始めるべきです。新2年生の皆さんは、ぜひ早く始めてください。
   次は3年生になってからの話です。主に5つに分けて書いていきます。
@ 4月〜夏休みまで 部活をやっていたので平日は4時間+内職でした。英語は南の長文の復習、文法、単語。国語は古典単語と漢字と語句など。世界史は今までにやったものの復習と、参考書を使って全体の流れをおさえました。木高祭シーズンは勉強時間がなくなるのですが、最低でも英単語、文法、古典単語はとりあえずやりました。
A 夏休み 一番時間がとれる時期です。社会科目に時間がかけられる重要な時期です。私は、夏休みに世界史の教科書で太字の部分を完璧にしました。流れも頭に入れました。これくらいにしておくと、後で細かい部分を付け足せばいいだけなので楽でした。英語は単語、文法を何回もやり、あとは南の授業(ハードすぎて死にかける笑)の復習をやり、国語も現代文を一日一題読み、あとは漢字、語句、古典単語をやっていました。やりすぎると集中力がなくなるので、一日一回は散歩をしていました。夏休みには一日12時間やればすばらしいと思います。
B 2学期 学校が始まると自分のペースが崩れます。頑張っても一日7時間しかできませんでした。結構学校も休みました。学校に行っても内職していました。スランプにもなりました。泣きました。食べまくりました。悔しくて毎日ストレスだらけでした。本当に辛かったです。でもやらなきゃいけないのです。泣いていたり、食べている間に全国の受験生は勉強しています。楢村先生に10回以上相談したり、弱音を吐いていました。その度に励まされました。先生のお言葉は偉大です。2学期は模試がたくさんあるので、自分で申込み、2週間に1回のペースで受けて、毎回目標と反省をしていました。英語と世界史は、間違えノートを作りました。後あと大事になるので作っておくといいと思います。
C 冬休み センター間近ですが、センターよりも私大の過去問を中心にやりました。精神的にきつかったです。テレビを見ると止まらなくなるので、息抜きには音楽や仮眠、散歩をしました。冬休みは最後のまとめの時期なので、新しいことはやらない方がいいと思います。辛いけど頑張って下さい。
D 3学期〜入試 冬休みとほぼ同じでした。センター試験が終わると気が楽になりますが、ここからが本番なので、気を引き締めて下さい。2月はほぼ入試です。一番最初の入試はかなり緊張するので、練習のノリで受けました。それからはあまり緊張することなく受けることができました。最終日は第一志望で、すごく疲れていたので大変だったし、難しすぎて泣いたりしました。でも最後まで、今までやったこと、犠牲にしてきたこと、お世話になった方々のことを考え、諦めずに試験をやり遂げました。
 そんなかんじで私の入試は終わり、見事第一志望に合格しました。今でも実感がわきません。本当に良かったです。これで受験体験記は終了です。
 最後に、恥ずかしいお話をします。実は3年の11月まで国語の偏差値が43〜56の間をさまよっていました。でもいきなり出来るようになり、センターでは現代文が満点でした。何が起きるかわかりませんよ!!!努力すればいつか何か起きると思います。諦めずに頑張ってください。悩んだり先生に相談することが一番いいと思います。3年生はあと一年、死ぬ気で頑張って下さい。応援しています。そして先生方、本当にお世話になりました。

●2011年度合格体験記

●2012年度合格体験記

 
   
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