当塾卒業生の合格体験記を、ほんの一部ですが公開いたします。
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●2012年度


■ S.Nくん(慶應義塾大学総合政策学部,早稲田大学社会科学部,同志社大学経済学部 合格)

 僕は一年の冬に南数英指導会に入会しました。後輩達にアドバイスということで、少しでも参考になればいいなと思います。
 僕は国立文系志望でしたので理系の後輩達には参考にならないかもしれませんが、英語に関しては、塾内でも成績が著しく伸びたほうだと思うので、英語学習の方法を記したいと思います。
 基本は楢村先生、多田先生がやりなさいと言ったことをきちんとやることです。単語、文法、白テキと毎授業言われましたが、この3つをコツコツと実践した結果、どこの大学の入試においても、安定して高得点をとることができました。そしてそれでも自分に足りないものがあると思うのならば、先生に相談することです。そうすれば的確なアドバイスをくれると思います。
 次に数学の学習方法を記したいと思います。 僕は数学が苦手だったわけではありませんが、入試において一番の悩みどころでした。数学受験はある程度ギャンブルになるというのは覚悟しといたほうがいいと思います。数学での失敗で英国のアドバンテージを打消して失敗してしまった受験もあれば、はたまた数学がアドバンテージになった受験もあります。いくら文系とはいえ、数学を甘く見ると痛い目にあいます。とはいえ、数学ばかりに時間をとるわけにもいかないのです。僕が思うに勝負は夏休みです。ここで土台ができなければ正直厳しいと思います。夏休みに青テキストをばっちり仕上げて、秋以降は過去問なり、ハイレベルの問題に挑戦できるようにしてください。
そして国語も忘れてはいけません。ほとんどの大学入試で出題され、配点も高い国語を得意科目にすることが受験の成功の鍵なのかなと思います。国語の勉強をやった人とやってない人では安定感が違いますから、夏休みまでには、古文単語、古文文法はおさえときたいところです。
僕の受験の大きな失敗の一つにセンター試験の社会(特に歴史科目)が挙げられます。歴史科目はとてつもない時間がかかりますから今からでも、少しずつでいいので始めることをお勧めします。
入試が近づくにつれ、不安が大きくなり、勉強が手につかなくなることもあるとは思いますが、そういうときは受験のプロである先生方と話せば気が楽になると思いますよ。そして時にはリラックスも大切ですから、自分の息抜きの方法を確立することも大事です。
まだまだ伝えたいことはたくさんあるのですが、やはり友達と切磋琢磨し合う重要性というのは、僕の大学受験の経験のなかで一番身に染みたことです。競い合って、お互い高めあってください。みなさんが第一志望の大学に合格できることを願っています。


 ■ Y.Hくん(早稲田大学先進理工学部,東京理科大学理工学部 合格)

皆さんこんにちは、今から僕の合格体験記を書こうと思いますが、受験は終わってみればあっと言う間のことでした。僕は2年の12月に部活を辞めると同時に南に入塾したのですが、今でも1ヶ月前まで部活やってた気分です?とにかく、光陰矢の如し(ちなみに英語では「Time flies」笑)なんで、今は勉強大変だと思うけど頑張って下さい。
過去の合格体験記を見ると全教科まとめて時間の経過と一緒に勉強法を説明している例が多かったのですが、自分はザックリ教科別で書きます。
・英語
楢村先生と多田先生に言われたことを真面目にやるだけで十分に入試に対応出来る学力になれました。大切なのは自分に負けないでコツコツ勉強することだと思います。(特に単語と文法を怠ってると3年の夏の睡眠時間が…)あと、2次でリスニングある人は「灘高キムタツの東大英語リスニング(アルク)」が使い勝手がよかったです。
・数学
理系の人は数学VCの問題演習をセンター対策に本腰入れる前にどれだけこなせるかがポイントだと思います。数学VCは典型的パターン問題がそのまま入試にでることも多いので、塾でやったことを完璧に出来るようにしたうえで、とにかく数をこなしました。
「理系数学の良問プラチカ 数学VC(河合出版)」の問題がスラスラ解ける段階までセンター前にもっていければ大方の問題には対処できます。
数学TA・UBは基礎は固まった(大体3年のゴールデンウィーク前)と思ったら塾の問題と併用して、「やさしい理系数学(河合出版)」で入試標準問題に慣れていきました。さらに、数学は得点源にしたかったので「ハイレベル理系数学(河合出版)」もやりました。(ただし、ハイレベルは別解が多くていいんだけど、教科書範囲外の解法も普通に載せてあるので注意して下さい。)
・化学
「化学T・Uの新標準演習(三省堂)」を3年の8月までに3週して、そのあとは、「化学T・Uの新演習(三省堂)」をやりました。でも、新演習は難しい問題も多いので化学が得点源でない人は標準演習を極めたほうが他の教科にまわせる時間が増えると思います。(早慶以上を狙うなら新演習を進めます。)
・物理
考え方の基礎は「漆原晃の物理T・U 明快解法講座(旺文社)」をやると一通り身につきました、そのあとは「実戦物理T・U重要問題集(数研出版)」で色々な問題を解いて、3年の夏休みの途中から「物理 入試の核心 難関大編50題(Z会出版)」や「名問の森 物理(河合出版))」などで入試問題に慣れていきました。ただし、物理はときどき根本的な思考力を問う問題がでるので、得点源にしたい人はパターンに慣れるだけではなく公式を導く過程や定義もしっかり覚えた方がいいです。(要するに、教科書をないがしろにしないでちゃんと読んで下さい)
最後に、実際の入試ではどんなに勉強していても分からないことが出る場合があります。そのときに焦るか、これは他の受験生も知らないから大丈夫と思えるかは自分がどれだけ一生懸命に勉強してきたかによって決まります。皆さんも受験のときには自分はしっかり勉強してきたから大丈夫という自信を持って、落ち着いて受験に臨めるように志望校目指して頑張って下さい。


■ T.Hくん (早稲田大学商学部,上智大学経済学部,明治大学商学部 合格)

 僕は二年生の五月ごろ、木更津高校の文化祭の準備が始まるころに勉強科目・目標大学を決定しました。しかし皆さんはすでに受験の年を迎えています。ですから一度自分の最高目標とする大学の学部の過去問をみてみたほうがいいと思います。早すぎると感じるかもしれませんが、大丈夫です、見るだけですから。解くのは早すぎです。過去問を見ることでここから半年の勉強の効率の良さがすさまじく上がります!理由を説明します。
 一口に英語・日本史・国語etc…といっても様々な出題方法があります。日本史がわかりやすい例ですが、たとえば中央大学法学部の日本史には法学部というだけあって“大日本帝国憲法の原文の穴埋め”などの史料問題で五割カバーしたり、僕が受けた上智大学経済学部の問題には“三十種の仏教彫刻の作成時期と製造方法”を問うものが出て、それだけで全問題数の大部分を占めていることがありました。この問題の場合は学校で配られる資料集を利用して勉強してるかどうかが合否を大きく分けたと思います。このように、日本史を使うからといって教科書やら問題集やらをただ解き続けるだけでは現実問題成功できないことが多いと思います。ですから今この時期に、まずは目指す大学を見定めて、その過去問を開いてみてください。当然まずは総合的な基盤を作らなければ本末転倒ですが、自分に必要な情報がどういうたぐいのものなのか知っているだけで勉強の効率がアップします。是非やってみてください。この作業の大切さは実際に過去問をとく秋ごろにわかってきます。
 次は具体的な勉強の話。自分が皆さんに語れるのはかろうじて英語くらいです。英語ですらかろうじてですが、色々やってみて結果に通じたことを教えようと思います。まず単語の学習についてですが、三年生の成績優秀者はこぞってこの時期かもう少し前に“二冊目の単語帳”に手を出します。MARCH以上や旧帝大を目指す人には必要なことだと思います。実際やってみて自信につながりました。しかし効果のある作業だからこそ、もっと効率をよくするために一つ実行してほしいことがあります。これは楢村先生が伝えているにもかかわらず意外とほとんどの人がやらなかった、というより“やりきれなかった”作業ですが、それは「一冊目の単語帳の復習を永遠に続けること」です!これはホントに大事。自分の記憶力を信じるのはいいことです。でもその記憶をとどめておく能力を買い被ってはいけません。後悔しても遅いです。受かりたいならやってください。僕はまわりの生徒がやっていないのを見て「シメシメ(・▽・)」と思いながら人知れず続けていたおかげで速読も精読もどんどん周りに差をつけていきました。僕は受験生活のなかで五冊の単語帳をたたきつぶしましたが、それでも試験本番ではやはり未知単語はあります。しょうがないんです。言葉ですから。いくら難語を突き詰めても終わらないんです。ならみんなが見たことがある単語に気を抜くなんてなおさらあってはいかんでしょう?ちゃんと考えてみてください。そもそもの目的を見失わないように気をつけて・・・。
 これから楢村さんが鬼のように言うことになると思いますが、南塾の生徒がすることは「単語・ネクステ・白テキ(長文のテキスト)」に尽きます。先生に「英語何すりゃいいんですか?」って聞かないでください笑。「だから・・呆」って言われます。とにかくそういうことなんです。これらを徹底できていれば英語で困ることはないはずなんです。これをやっていても皆さんが解けないのなら、皆解けてはいません。
 最後に一つ、ただっち先生のリスニングを受けている人はよく言われると思いますが、「音読なくして言語の習得は不可能」です。でも逆にこの“音読”というトレーニングがしっかり身について習慣のように出来るようになると英語の成績はいきなり上がり始めます。身近な例でいうと、僕の友人は三年の夏休み明けにセンター模試で100点を下回っていた有様だったのに、そのころから「音読最高に楽しくね?」と言い出し、最終的には本番のセンターで170点を超える点数をとれたようです。ですから誰にでも取り組めるトレーニングなんです。ただし注意点としては発音はちゃんと真似すること。単語なら電子辞書できいて、リスニング問題ならCD流して。これを面倒だと思っていてはどうしようもありません。やることやれば結果は出ます。要はちゃんとやれるかです、やるのは自分ですから、やるべきことがわかるのも自分でなくてはダメです。やるべきことがわかったら今度はどうやるかについてもじっくり自問自答してみてください。やって結果が少しでも出ればそれがもっとやり続けるモチベーションになりますから、まず始めてください!!!早稲田で待ってます(^▽^)V


■ S.Kさん(慶應義塾大学環境情報学部 合格)

 えっと、これから大学受験に挑む皆さん、受験は想像以上につらいです。手を抜かず本気で頑張ってください。でもつらいぶん合格した時はほんっとーにうれしいです。うれしい以上に感動します。たぶん実際にその状況にならないと理解できないと思いますが、少しでも多くの人の参考になるようわたしの受験期を振り返りたいと思います。
 はじめに、わたしは1年生のときから千葉大の看護を目指していました。しかし高3の夏休みくらいからいきなり違う方向に進みたくなり、受験生にとって勝負の夏休みが終わる頃になって志望校・受験科目を変更しました。それまでは千葉大しか頭になくて生物とか化学をやっていたので、そこからでも間に合う受験科目のところを探すのは大変でした。大学調べは早いうちからたくさんしておきましょう。いろいろ調べてるうちに自分のやりたいことが明確になってきたり、自分に合った校風の大学に出会えたりしますよ。
 そのあとセンター試験重視の国立目指して英語と苦手な数学を主に、あとセンター科目の勉強をしていきました。国公立を目指す人は早めにセンター対策しましょう。一通り勉強したら過去問を利用して問題形式になれたり、自分ができないところをつぶしていくのがいいと思います。とくにセンター国語は苦労する人が多いのでしっかり対策することをおすすめします。わたしは、直前の模試からセンター本番で、合計点が100点近く上がりました。
 その後、結局センターはボーダーに届かず国立は志望校を下げることにしましたが、二次試験対策もしてなかったし大学もちゃんと調べてなかったので受ける大学がなかなか決りませんでした。そのせいで私大対策も遅れ、センター後はどんどんやる気をなくしていきました(笑)。そんな状態でうまくいくはずもなく、2月半ばの時点で自分に残った受験校が、自分の受ける中で一番偏差値が高い 慶應と中央でした。ほんと遅いですがやっとやる気を取り戻し、英語は単語文法をもう一度初めからやり直したりしました。正直もう無理だと思って短大の後期を受ける予定もたてていたので、SFCの合格を見たときは信じられませんでした!今でも忘れられないくらいうれしかったです。
 慶應に合格できたのは英語を自分の武器にできたからだと思います。わたしも最初はただっちの文法テストで2点とかとっていましたが、先生たちの言葉を聞いて危機感を感じ最初のクラス分けの機会に本気で英語をやりはじめました。クラス分けテストは集中して英語の力を高めるチャンスなので本気でやりましょう。ここで頑張れない人は本番も頑張れないと思います。
勉強方法について、英語は結構ちゃんとやっていました。わからない構文とか知らない単語はノートにまとめたり、英文を読むのが遅かったので速読の練習もしました。数学は青テキとか、マーク式の問題集を何回もやってました。全部の科目についいて言えることですが、勉強するときは今自分は何ができなくて何が足りないのかを理解したうえで勉強すると、やらなきゃいけないことがわかってすごくはかどります。そしてできなかったことはできるまで何回も繰り返します!
 慶應について、英語は文法・白テキ・単語すごいたくさんって感じです。けど英文の内容が時事的だったり、背景知識ないと理解できなかったりするので、新聞・ニュース・討論番組を活用して知識を増やしていくといいです。小論文についてはわたしもあまり対策はしてないのですが、基本として、本を読んだり現代文の記述対策をしたりしておくと文章書きやすくなりますよ。あとは、社会問題になっている事柄について自分の意見を言えるくらいになっているといいと思います。
 受験は何が起こるかわからないです。自分の気持ち次第で良くも悪くもなります。わたしも自分が慶應に受かるなんて思ってなかったし、学校に報告したときは先生たちもざわざわしてました(笑)。こんな紆余曲折しながらのだめだめなわたしでもなんとかうまくいったので、みなさんも決して最後まであきらめないでください。いろんなものごとに流されたりせず、自分なりの目標をきめて計画たて、努力を重ねることが一番重要だと、振り返ってみて思いました。
何度も言いますが受験って大変です(泣)がんばってください。
そして最後に、先生方 今までありがとうございました。

 

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